
【警告】スズメバチに6箇所刺されたらどうなる?
死亡例・ニュース報道をプロが解説
「6箇所刺されたら危ない?」命に関わる症例が実際にあります
札幌市内でも「スズメバチに刺された」という通報は毎年夏〜秋に集中します。中でも6箇所以上刺された場合、体内に回る毒の量は急激に増加し、重篤なアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。実際に全国では死亡例も報告されています。
スズメバチの毒性と刺される危険部位
スズメバチの毒は、痛みを伴う成分だけでなく、神経毒やアレルゲン成分を含みます。特に首や頭部、心臓に近い部位を刺されると、全身反応が出やすくなり命に関わる危険があります。
全国で起きた死亡例とニュース報道
2023年には福井県で60代男性がスズメバチに複数箇所刺され、搬送後に死亡。北海道内でも過去に「草刈り中に5箇所以上刺された男性が急変」した例が報道されています。刺された回数よりも体質・部位・処置の遅れが重症化のカギとなるのです。
アナフィラキシーショックとは?2回目の方が危険な理由
1回目に刺された際に抗体が体内にできていると、2回目以降に激しいアレルギー反応が出やすくなります。呼吸困難・意識障害・血圧低下などが数分で起きる可能性があり、迅速な医療対応が必要です。
何箇所からが致命的なのか?医療機関の見解
明確な「致命的な刺傷数」はありませんが、3〜5箇所以上の刺傷は強く警戒すべき範囲です。特に子どもや高齢者、アレルギー体質の方は1〜2箇所でも重症化するリスクがあります。
刺された直後にやるべき応急処置とNG行動
✅ やるべきこと:
❌ やってはいけないこと:毒を強く揉む、針をピンセットで深く抜こうとするなど
高所で刺される危険性|「5階ベランダ」や屋根裏での事故例も
札幌市でも「5階のベランダにスズメバチの巣があった」という事例が報告されています。高所で刺された場合、逃げ場がなく転落事故につながるケースも。特に作業中の不安定な姿勢で刺されると大変危険です。
プロが見る“駆除の危険度”と自分でやってはいけない理由
刺された方の多くが「最初は小さな巣だったから」「夜なら大丈夫と思った」と話します。
しかし、スズメバチは警戒フェロモンを出しながら集団で襲撃してきます。
自力駆除は一歩間違えれば命に関わる行為。プロの装備・手順で対応すべきです。
【まとめ】1箇所でも油断せず、すぐ相談を!
参考リンク
札幌蜂駆除救急隊/ベストティアーズ24・メディア取材多数
手稲区・西区で蜂の巣駆除に保険は使える?火災保険・共済で補償される条件と申請の流れ
札幌で「スズメバチの巣らしきもの」を見つけたら?空か現役か・補助金は出るのか・プロが教える“絶対やってはいけない行動”とは
トップページはこちら